結論(要点3つ)
2025年、バンコクで日本発の塩パン「SHIOPAN」が本格ブレイク。街のベーカリーからホテルのケーキショップまで扱う店が急増中。
人気店ではプレーンが39バーツなど手頃な価格。トリュフ、あんバター、玉子サラダなど“具入り系”も充実。
発祥は日本・愛媛「パン・メゾン」。やみつきになる外パリ/中もち/底カリの食感と塩×バターのバランスが世界で支持を拡大。
いま何が起きている?(ブームの背景)
タイの主要メディアやカルチャー誌が「塩パンがいま熱い」と相次いで紹介。韓国での人気波及も追い風になり、バンコクでは“静かなパン戦争”が起きている、という表現まで登場しています。
Yahoo!ニュースでも「SHIOPANがタイでブーム」と話題化し、SNS上でも“買いに走った”投稿が目立ちます。
SHIOPANってどんなパン?
日本のベーカリー文化から生まれた塩×バターのロールパン。表面の岩塩が香りを引き立て、リベイクすると外はパリッ、中はもっちり、底はカリッの三重奏に。日本では**愛媛・八幡浜の「パン・メゾン」**が“元祖”として知られ、行列店に育った経緯が商工会議所メディアでも詳しく紹介されています。
バンコクで“いま食べるなら”ここ
・Koji Bakery House
ガイソーン・アマリンなどで展開。プレーン39B、あんバター58B、ベーコンマッシュルーム68B、玉子サラダ58Bなど“具入り系”が豊富。よく売り切れるので焼き上がり時間を狙うのが吉。

・Loafy & Co/Wabi’s ほか
ローカル人気のベーカリーでも続々。カルチャー誌の特集にはLoafy & Co、Wabi’s、Eric Kayserなどの名が並び、食べ比べも楽しい。


・ホテル系の導入も拡大
Emerald Hotelのケーキショップでは1個65Bで展開。観光動線の中で“まず一個”が試しやすい価格感。
補足:タイの旅行系メディアでも「塩パン特集」が組まれ、店探しの指針になります(カプックなど)。
引用元:kapook.com

なぜハマる?—人気の理由を分解
- “甘じょっぱい”の黄金比
バターのコクと岩塩のアクセントで満足感が高い。軽食にもおやつにも振れる万能枠。 - 味のバリエが無限
トリュフ、昆布、あんバター、玉子、ツナ、トンカツなど“具入り系”の自由度が高く、進化系の新作が続々。 - アジア横断のトレンド性
韓国・シンガポール・マレーシアでも人気が拡大。アジアのカフェ文化に馴染みやすいフォーマット。
おいしく食べるコツ(自宅&ホテルでも)
- リベイク:持ち帰りならトースターで短時間さっと温め直すと、外パリ/中もちの復活度が段違い。
- 追いバター or 追い塩:ほんの“ひとかけ”で香りが立ち、満足度アップ。
- コーヒー/紅茶との相性は鉄板、甘い系フレーバーはカフェラテが合います。
(※上記は一般的なパンの食べ方のコツです)
価格感・買い方メモ(2025年8月時点)
- 39B〜72B:街場のベーカリー(例:Kojiのプレーン39B、具入り系は58B〜)
- 65B前後:ホテル・カフェ系(例:Emerald Hotel 65B/個)
ルーツも知っておこう(日本×タイの良い循環)
塩パンの“元祖”は愛媛・パン・メゾン。暑い季節でも食欲をそそるパンを、という開発思想から誕生し、岩塩やバターの比率研究の末にヒット作へ。アジア各地に広がる中で、タイの食シーンにも自然に溶け込みました。
まとめ
- 2025年のバンコクは塩パンの当たり年。専門店からホテルまで、買える場所が一気に拡大。
- **39B〜**の“まず一個”価格でトライしやすく、フレーバー沼も深い。
- 旅行中の軽食・手土産にも万能。まずはKoji Bakery Houseや、カルチャー誌掲載店で食べ比べを。
コメント