※本ページにはプロモーションが含まれます。
本を読む時間がない。積んだままの本が増えていく。読みたい気持ちはあるのに、気づくと1か月が過ぎている。
この悩みへの答えとして「スキマ時間を活用しましょう」とよく言われます。ただ、それを聞いて実際に本が読めるようになった人は、あまり多くないはずです。5分や10分の細切れで小説を読み進めるのは、現実にはかなり難しい。
この記事では、精神論ではなく具体的な分数で答えを出します。1冊を聴き終えるのに1日何分必要なのか。実際の作品の再生時間から計算しました。
結論:1日13分で、1か月に1冊聴き終わります
小説1冊のオーディオブックは、だいたい6時間から10時間です。これを30日で割ります。
| 作品の長さ | 30日で聴くなら | 1.5倍速なら |
|---|---|---|
| 6時間37分 | 1日13分 | 1日9分 |
| 8時間19分 | 1日17分 | 1日11分 |
| 9時間23分 | 1日19分 | 1日13分 |
| 10時間32分 | 1日21分 | 1日14分 |
| 13時間38分 | 1日27分 | 1日18分 |
短めの作品なら1日13分。1.5倍速にすれば9分です。歯を磨いて顔を洗う時間と、そう変わりません。
長めの13時間半の作品でも、1日27分。片道15分の通勤があれば、往復で足ります。
「読む」と「聴く」で、必要な時間の質が違います
なぜスキマ時間の活用がうまくいかないのか。理由ははっきりしています。
目で読む読書は、専用の時間を必要とします。手が空いていて、視線が使えて、姿勢が安定している状態。この3つが揃う瞬間は、忙しい人の1日にほとんどありません。
一方、耳で聴く読書に必要なのは耳だけです。手も目も姿勢も自由なままでいい。すでに何かをしている時間に、重ねられます。
1日の中で「耳が空いている時間」を数えてみてください。
- 通勤・通学の移動中
- 食器を洗っている間
- 洗濯物をたたんでいる間
- 掃除機をかけている間
- 料理の煮込み待ち
- 散歩やジョギング
- 布団に入ってから眠るまで
このうちどれか1つを使えば、1日13分は簡単に超えます。新しく時間を作る必要がありません。
1日13分で、1か月に1冊。
Audibleは30日間の無料体験があります。
リンク先はAudibleの無料体験登録ページです。登録後、聴き放題対象の作品は追加料金なしで聴けます。
期間内に解約すれば0円です
生活パターン別・1冊にかかる日数
自分の生活に当てはめると、どのくらいで1冊終わるか。代表的なパターンで計算しました。基準は8時間19分の作品です。
| 聴ける時間 | 1冊にかかる日数 | 年間の冊数 |
|---|---|---|
| 1日15分(家事の一部) | 約33日 | 約11冊 |
| 1日30分(通勤片道) | 約17日 | 約21冊 |
| 1日40分(通勤往復) | 約12日 | 約29冊 |
| 1日60分 | 約8日 | 約44冊 |
1日15分でも、年間11冊です。「今年は何冊読んだか」を思い出してみてください。多くの人にとって、これは決して低い数字ではないはずです。
通勤往復40分を使えば年間29冊。週に1冊のペースになります。
平日しか聴けない場合
通勤で聴くなら、土日は聴けません。その前提で計算し直すと、往復40分・平日のみで1冊あたり約2週間半です。
年間では約20冊。土日にまったく聴かなくても、月1.5冊は進みます。
続かない人がつまずく3つのポイント
1冊目に長い本を選んでしまう
いちばん多い失敗です。有名な大作を選んで、20時間という数字を見て怯む。
最初の1冊は7時間以内から選んでください。1日15分で1か月かからずに終わります。1冊聴き終えた経験が、次につながります。
聴く時間を決めていない
「時間ができたら聴こう」だと、まず続きません。目で読む読書が続かないのと同じ理由です。
すでに毎日やっている行動に紐づけてください。「電車に乗ったら再生」「食器を洗い始めたら再生」のように、既存の習慣とセットにする。新しい習慣を作るより、はるかに定着します。
集中して聴こうとしすぎる
一言一句を聴き逃すまいとすると疲れます。そして疲れると続きません。
多少聴き逃しても物語は追えます。どうしても分からなくなったら、30秒だけ戻せばいい。紙の本だって、無意識に読み飛ばしています。同じくらいの気楽さで構いません。
向いていない場合もあります
正直に書いておきます。耳で聴く読書が合わないケースもあります。
- 図表や数式が多い本…ビジネス書や技術書は、目で見ないと理解しづらい部分があります
- 登場人物が極端に多い小説…名前を目で確認できないぶん、混乱しやすくなります
- 線を引きながら読みたい本…能動的に印をつける読み方には向きません
- 疲労が限界のとき…頭に入らないまま再生だけが進みます
逆に相性がいいのは、物語が時系列で進む小説です。ミステリー、恋愛小説、エッセイ。声の演技がつくぶん、目で読むより登場人物の感情が伝わることもあります。
最初の1冊をどう選ぶか
条件は2つです。7時間以内で、物語が時系列に進むもの。
Audibleの作品ページには再生時間が必ず表示されています。まずそこを見て、6〜7時間台の作品から選んでください。
当サイトでは、再生時間つきで作品を一覧にした記事を用意しています。ミステリーがお好きなら、『このミス』大賞受賞作をAudibleで聴く|今すぐ聴ける14作品と配信予定6作品で、6時間37分の作品から13時間38分の作品まで再生時間つきで比較できます。
長編に挑戦したい方は、池井戸潤『ブティック』の18時間14分を30日で聴き切る計算もまとめています。
まとめ
「本を読む時間がない」という悩みは、時間の量ではなく、時間の質の問題です。目で読むには専用の時間が要りますが、耳で聴くなら他の行動に重ねられます。
数字にするとこうなります。
- 短めの小説1冊は、1日13分で30日
- 1.5倍速なら1日9分
- 1日15分の習慣で、年間11冊
- 通勤往復40分なら、年間29冊
まず7時間以内の1冊を、すでにある習慣に紐づけて始めてみてください。1冊聴き終えられれば、あとは自然に続きます。
1日13分の読書を始めてみる
※AmazonのAudible登録ページへ移動します。30日間の無料体験があり、期間内の解約で料金は発生しません

コメント