東野圭吾『希望の糸』あらすじ・登場人物・見どころ|Audibleで聴ける?加賀シリーズ第11作を解説

『希望の糸』のAudible・audiobook.jp配信状況(未配信)を示すアイキャッチ画像 サスペンス・ミステリ

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「希望の糸ってどんな話?」
「Audibleで聴ける?」
「加賀シリーズを順番に読んでいるけど、どの位置の作品?」

この記事では、東野圭吾『希望の糸』のあらすじ・登場人物・見どころ・Audibleでの配信状況をまとめます。

結論:『希望の糸』はAudibleで聴けます

Audibleのプレミアムプランで聴き放題対象です。

著者:東野圭吾/出版社:講談社/発売:2019年7月/ページ数:354ページ/シリーズ:加賀恭一郎シリーズ第11作

あらすじ

目黒区自由が丘にある喫茶店「弥生茶屋」の女性オーナー・花塚弥生が、店内で遺体となって発見された。背中をナイフで刺されたことによる他殺で、金品目的やレイプ目的の可能性はなく、顔見知りによる犯行と見られた。

捜査を担当した松宮脩平刑事は、弥生の交友関係を洗い始める。しかし周囲の人間は口をそろえて「あんないい人が誰かに恨まれるわけがない」と言い、捜査は行き詰まる。そんな中、弥生が殺害される1ヶ月前からエステサロンとスポーツジムに通い始めたことが判明し、容疑者として2人の男性が浮上する。

弥生の元夫・綿貫哲彦と、喫茶店の常連客・汐見行伸。両者ともアリバイがあり動機も不明だったが、松宮はそれぞれが何かを隠していることを感じていた。捜査が進む中で、やがて明らかになる過去の隠蔽された出来事。その真相は、十数年前の悲劇と、ある家族の秘密に深く絡み合っていた。

登場人物

松宮脩平(まつみやしゅうへい)は本作の主人公で、警視庁に勤める刑事です。加賀恭一郎の従弟にあたります。本作では刑事としてだけでなく、事件の関係者としての側面からも物語に深く関与していきます。

加賀恭一郎(かがきょういちろう)は過去作の主人公であり、本作では松宮の上司・先輩として登場します。直接捜査に動くよりも、松宮に重要なアドバイスを与えるアドバイザー的な立ち位置です。

花塚弥生(はなつかやよい)は事件の被害者で、喫茶店「弥生茶屋」の経営者・51歳。善人として周囲から慕われていた人物です。

汐見行伸(しおみゆきのぶ)は建物検査会社勤務・62歳の喫茶店常連客。中越地震で2人の子どもを失い、深い悲しみを抱えています。

綿貫哲彦(わたぬきてつひこ)は花塚弥生の元夫で製薬会社の営業部長・55歳。弥生の死直前に再会していたことが判明します。

加賀シリーズでの位置づけ

加賀恭一郎シリーズは「新参者」「祈りの幕が下りる時」などで知られる人気シリーズですが、本作は異色作です。従来は加賀本人が主人公でしたが、本作では加賀の従弟・松宮脩平が主人公となり、加賀はサポート役に回ります。

前作「祈りの幕が下りる時」でシリーズが完結したと思っていたファンからも、松宮が「加賀イズムをしっかり受け継いでいる」と評価されています。加賀シリーズを順番に読んでいる方は前作までを先に読むことをおすすめしますが、本作単独でも十分楽しめます。

3つの見どころ

1. 「家族」を深く掘り下げたミステリ

本作のテーマは「家族の絆」です。事件の捜査を通じて、中越地震で子どもを失った家族・血のつながりをめぐる秘密・親子の再生という複数の家族の物語が交差していきます。単純な謎解きにとどまらず、人物の内面を掘り下げた深い人間ドラマが展開されます。

2. 緻密な伏線と予想外の真相

序盤から地道に積み上げられた手がかりが終盤で一気に収束する構成は、東野圭吾作品の醍醐味です。「誰もが善人と言う被害者がなぜ殺されたのか」という謎の答えは、予想外の場所にあります。

3. 松宮自身が事件の関係者でもある

松宮は刑事として捜査する立場でありながら、物語が進むにつれて自身も事件に個人的な形でつながっていきます。刑事としての使命と個人としての感情の狭間で揺れる松宮の姿が、物語に深みを与えています。

こんな人におすすめ

「麒麟の翼」「祈りの幕が下りる時」などの加賀シリーズが好きな方、家族・親子関係をテーマにした感動系ミステリが好きな方、東野圭吾作品を初めて読む方(単独でも楽しめます)に向いています。「イヤミス」のような後味の悪さはなく、読後に温かさと希望が残る作品です。

Audibleで聴く方法

Audibleアプリの検索欄で「希望の糸」または「東野圭吾」と検索して、作品ページから「ライブラリに追加」をタップすれば聴き始められます。プレミアムプラン(月額1,500円)の聴き放題対象です。

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よくある疑問 Q&A

Q. audiobook.jpでも聴ける?

2026年3月時点では配信を確認できていません。

Q. 加賀シリーズを読む順番は?

「卒業」→「眠りの森」→「どちらかが彼女を殺した」→「悪意」→「嘘をもうひとつだけ」→「私が彼を殺した」→「生者の祈り」→「赤い指」→「新参者」→「麒麟の翼」→「祈りの幕が下りる時」→「希望の糸」の順が刊行順です。

Q. 映画化・ドラマ化はされている?

2026年3月時点では映像化されていません。

まとめ

東野圭吾『希望の糸』は加賀恭一郎シリーズ第11作で、松宮脩平が主人公を務める異色作です。「家族」をテーマにした深い人間ドラマとミステリが融合した作品で、読後に温かさが残ります。Audibleのプレミアムプランで聴き放題対象のため、30日間無料体験中に試してみてください。

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